今やドジャースに欠かせぬベテランとなったマックス・マンシー内野手(34)が、かつて〝引退寸前〟だった過去を赤裸々に明かし、話題を呼んでいる。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」の動画インタビューに応じたマンシーは「オークランドの後、実は引退を決意していた」と告白。2017年3月にアスレチックスを自由契約となり、一時は韓国のKBOや日本のNPBでのプレーも視野に入れていたという。しかし実際に韓国の複数球団からラブコールが舞い込んだものの「KBOでプレーしないかというオファーももらったが…。本音を言えば韓国KBOに行きたくなかった」と断った背景には、当時の深い迷いがあった。
「3~4週間、ソファに座り込んで何もしなかった。でも、もう一度挑戦してみようと思った。それで全てがうまくいった」とマンシー。この瞬間、全ての苦悩から脱却することができたという。
ドジャースが同年4月に差し伸べたマイナー契約が運命を変えた。18年にはメジャー昇格を果たし、18回まで続いたワールドシリーズ史上最長試合で劇的なサヨナラ弾。それが〝第2のキャリア〟の幕開けだった。
今季もドジャースの一員としてシーズン中盤に入り、10日(日本時間11日)現在で打率2割3分2厘ながら9本塁打、35打点、出塁率3割5分7厘と健在の打棒を振るう。23年オフに2年総額2400万ドルで契約更新。引退を選んでいれば、手にできなかった栄光と評価をしっかりとつかんでいる。
今季は契約最終年ということもあり、来季の現役続行について問われたマンシーは「そう願っている」と一言。もちろん保証はない。それでも、再びソファから立ち上がった34歳のベテランには、確かな覚悟が宿っている。










