まさかの「落選」か――。打撃好調を維持するドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)に〝球宴先発漏れ〟の可能性が浮上し、周辺をざわつかせている。

 ドジャースは10日(日本時間11日)の敵地パドレス戦で1―11と大敗。わずか6安打に抑えられた打撃陣の中、「3番・一塁」でスターティングラインアップに名を連ねたフリーマンはフル出場し、4打数1安打で意地を見せた。昨年のワールドシリーズMVPは同日現在でナ・リーグトップの打率3割4分1厘を誇り、他の2部門でも9本塁打、41打点と例年以上にハイパフォーマンスの成績をたたき出している。

 しかしながら米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」(電子版SI.com)は、そんなフリーマンに意外な見解を示している。同誌の掲載記事では、米スポーツ専門局「ESPN」のデビッド・ショーンフィールド記者が今年の球宴先発出場を巡り、その〝適格選手〟としてフリーマンよりもメッツのピート・アロンソ内野手(30)を猛プッシュしていることをクローズアップ。

 これまで自身の言動で何かと物議を醸している同記者は今回も懲りずに「ナ・リーグ一塁手のオールスター先発選手はフリーマンではなく、メッツのアロンソを推す」と言い切り、さらに「フリーマンの故障歴を加味しても、打撃成績でアロンソが上」とも指摘している。

 アロンソの打率は同日現在で3割ジャスト。フリーマンより明らかに大きく見劣りする感もありながら17本塁打、62打点、長打率5割8分9厘となっているストロングポイントを強調し、アロンソに軍配を上げた。

 フリーマンは昨年まで計8回のオールスター出場を経験。栄誉ある球宴先発出場も4回果たしている。昨年は愛息の病との闘いを抱えながら戦い抜き、その姿に多くのファンが胸を打たれたのも記憶に新しいところ。熱い魂を持つ35歳のベテランだけに、今年も夢舞台で先発出場する姿は誰もが見たい気がするが…。静かなる票争いの行方に注目が集まる。