全日本プロレス18日の東京・後楽園ホール大会で、3冠ヘビー級王者の斉藤ジュン(38)に挑戦する〝マット界随一の偏屈者〟こと鈴木秀樹(45)が「諏訪魔まっしぐら」の現状脱却を旗印に必勝を誓った。
今年1月2日付で全日本に入団した鈴木は、フリー時代同様か、それ以上の偏屈ぶりを発揮して存在感を示してきた。だが、当人は「所属になって気が緩んだっていうわけではないんですけど、タイトルを取ってないんです。ベルトもだし、チャンピオン・カーニバルでも最後に張り倒されちゃったし」と自嘲する。
今年のチャンピオン・カーニバルはAブロックを首位で突破するも、決勝トーナメント初戦でジュンの双子の弟・レイにわずか109秒でKO負け。ほかにも〝あと一歩〟でタイトルに手が届かない状態が続いており「安定した収入を手に入れて、のんびりしてるところがやっぱりあったんだと思うんです。自分としては変わらないつもりでも」と唇をかむ。
その上で「このままだと、諏訪魔みたいになっちゃうじゃないですか。それだけは嫌なんで。そうならないためにも、3冠を取りに行こうと思ったんです」と本音を吐露する。いったいなぜ、かつてともに世界タッグ王座を巻いた諏訪魔を目指そうとしないのか…。「だって諏訪魔って今、どこに向かってるか分からなくないですか? ていうか、何してるんですか? そもそも…(以下普通の悪口なので割愛)。つまり反面教師。いや、〝反面メンヘラオジサン〟だ」と言い放った。
また、鈴木は3冠がPWFヘビー級、UNヘビー級、インターナショナル・ヘビー級の3タイトルの統一王座であることを指摘する。そのうち師匠である故ビル・ロビンソンさんが、PWFとUNを巻いているとして「だからこそインターを取りたいんです。ロビンソンに喜んでもらえると思うんで」と天を仰いだ。
これで珍しくいい話で終わるかと思ったら「だから、3冠を取ったらインター以外は返上します」と面倒なことを口走る。どうやら一筋縄ではいかない王座戦となりそうだ。












