ソフトバンク・野村勇内野手(28)が8日のヤクルト戦(神宮)に「7番・三塁」で出場し、またも衝撃の一発を放った。0―3で迎えた7回無死一塁。相手右腕・矢崎の外角高め真っすぐを強振すると、打球は右中間席へ一直線に伸びた。
リーグ4位タイの7号2ラン。逆方向に引っ張ったような鋭い当たりに敵地が騒然とした。打球速度は大台の170キロ。試合後、野村は「こないだの方が出てましたね」と何食わぬ顔で振り返った。
野村は4日の中日戦(みずほペイペイ)でも、衝撃弾を放っていた。左腕・三浦の外角直球を右翼スタンドに叩き込んだ5号2ラン。小久保監督が「僕の現役時代でもあんなホームランはなかった」と振り返った強烈な一発だった。「あの時は175(キロ)出てました」(野村)。
逆方向に打球速度170キロ台のホームランを連発――。その事実に、この日もチーム内からは驚きの声が上がっていた。二遊間を本職とする小柄な内野手ながら、スケールの大きさを物語る。空砲に終わったが、敵地ファンの脳裏に焼きつく異質な弾道だった。












