広島は8日の西武戦(マツダ)を10―0とで制して3連勝。先発・森翔平投手(27)も4年目でプロ初完封を成し遂げ、投の主役となった。

 この日は初回から、赤ヘル打線が効率的に得点。5回までに大量7点の援護をもらい「1人ひとり投げようと。しっかり真っすぐでファウルが取れていたので、変化球も生きました。バックに助けられながら投げられたので、1イニングずつと思って投げた」と、試合が決まった6回以降も無駄な走者や連打を許すことなく、アウトを積み重ねた。

 8回を終えて114球。「あの歓声を聞いたら、完封しないとヤバいなと思って」と9回のマウンドに上がり、最後の打者・山村から空振り三振を奪う129球で、プロ4年目で初のシャットアウトを達成。「最高です。素直にうれしかったですし、ホッとした」とお立ち台で喜びに浸った。

 今季は開幕3戦目の3月30日にチーム最速で勝利投手に輝いてから、先発で3連勝を一気に先発ローテーション投手の一角に定着したが、その後は4月20日の巨人戦以降、5度の先発機会では勝ち星を伸ばせていなかった。

 そんな状態に最高の形で歯止めをかけ、2023年以来となる自己最多タイの今季4勝目。キャリアハイはもちろん「自分自身、もっとやれると思って頑張っていきたい」と、さらなる勝ち星量産を目標に掲げていた。