女子プロレス「マリーゴールド」のスーパーフライ級王者・岩谷麻優(32)が、対抗戦の伝説をよみがえらせる。

 5月にマリーゴールドに入団した岩谷は、同24日の代々木大会でビクトリア弓月を下し同王座を獲得。V1戦(5日、新宿)では極悪ユニット「ダークネスレボリューション」の松井珠紗を迎え撃ち、激闘の末にムーンサルトプレスを決め3カウントを奪った。大会後、取材に応じた王者は「こんなにすごい人材が埋もれてたのがもったいないと思ったから、このベルト戦とかを通してもっといろんな人に知ってもらいたいと改めて思いました」と語った。

 試合後には17日の東京・後楽園大会でマーベラスの彩羽匠に対抗戦を呼びかける一幕も。彩羽とはスターダム時代にはワールド王座を巡り対戦してきたライバルだ。さらに2日のノア新宿大会では自身も狙っているGHC女子王座を彩羽が戴冠した。「マーベラスの選手は自分なら逃げ出しちゃいそうな厳しい練習とかを耐えてきた精神面でも肉体面でも強そうなイメージ。スターダムの時からやり合ってきてGHCを巻いた今の匠と対戦が実現するといいな」と目をぎらつかせた。

 女子プロレスの対抗戦といえば、1993年4月に横浜アリーナで行われた全日本女子プロレスの北斗晶と、LLPWの神取忍の流血マッチが語り継がれている。岩谷は「自分はまだ新入社員の分際なのでマリーゴールドを背負ってとかおこがましいですけども、マリーゴールドの顔として自分がまた対抗戦ブームを起こせるくらい盛り上げたい。ゆくゆくは横浜アリーナでやりますか!」と新たな歴史を作るべく、意気込んだ。

 アイコンが対抗戦の主役を奪う。