WWEの戸澤陽(39)が、AEWから復帰した〝ブルガリアの怪力男〟に屈辱のタップアウトを喫した。

 何だかんだと毎週ロウに現れる戸澤だが、4月21日のロウでは、元AEWの「ミロ」で約5年ぶりにWWEに復帰したルセフ(39)から襲撃された。その後もルセフとの抗争が続き、怪力男の攻撃をくらって試合出場にドクターストップまでかかった。「アルファ・アカデミー」の盟友オーティスがルセフの怪力の餌食となる中、男・戸澤が盟友の敵討ちに立ち上がった。

 戸澤の直訴が実って26日(日本時間27日)のロウ(フロリダ州タンパ)では、ルセフと一騎打ち。「アルファ・アカデミー」のマキシン・デュプリをセコンドに就け、ゴングと同時にいきなり着ていたタンクトップを破り捨てた。そのまま決死の突進だ。ロープ際でジャンピングキックをくらわせると、コーナー上段からのミサイルキックで吹っ飛ばした。
 
 ところが…体格差はいかんともし難く、カウンターのラリアートを浴びて1回転。強烈なマチカキックを浴び、マットに前のめりに倒れ込んだ。そのまま背中を踏みつけられてから、アコード(キャメルクラッチ)を決められ、あえなくタップアウト。わずか56秒で完敗となってしまった。

 ゴングが鳴った後もルセフは技を解かず、後方に倒れ込み胴締めスリーパーに移行した。戸澤が失神状態となったところで、戸澤の〝男気〟に共感していたシェイマスが救援にかけつけた。

戸澤陽を救出したシェイマス(©AbemaTV,Inc.).
戸澤陽を救出したシェイマス(©AbemaTV,Inc.).

 バックステージではがっくりの戸澤だが、シェイマスは自身のX(旧ツイッター)に戸澤を抱き寄せる画像を投稿。「いじめっ子には必ず立ち向かえ」と記し、怪力男に果敢に戦いを挑んだ小兵をたたえた。

 戸澤の仲間ナタリアも、Xにマキシンと戸澤を慰める画像とともに「立ち直って、みんなにあんたが誰なのか思い出せる時だ。マキシン、そしてあんたを信じてる」と再起へゲキを飛ばした。

 2016年からしぶとく世界最大団体で生き残ってきただけに、秒殺くらいではへこたれない。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。