WWEの〝美しき狂気〟ジュリアが、スマックダウンのデビュー戦で鮮烈な勝利を飾った。

 昨年9月のWWE移籍以来、第3ブランド・NXTで活躍してきたが、前回スマックダウンでメインロースター昇格が電撃決定。異例のスピード出世と同時に、23日(日本時間24日)のスマックダウン(ジョージア州サバンナ)では、PLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(6月7日=同8日、ロサンゼルス)でのMITBラダー戦出場をかけた予選トリプルスレットマッチに抜てきされた。

 MITB本戦で天井からつるされたブリーフケースを獲得すれば、いつでもどこでも最高峰王座に挑戦できる。いきなりスマックダウンの最高峰、ティファニー・ストラットンが持つWWE女子王座獲得につながる大チャンス。対戦相手も〝女王様〟シャーロット・フレアーと女子US王者のゼリーナ・ベガのトップスター2人で、これ以上ない〝初舞台〟となった。

不敵な表情で入場するジュリア(©AbemaTV,Inc.)
不敵な表情で入場するジュリア(©AbemaTV,Inc.)

 王者ティファニーと、MITB戦出場を決めているアレクサ・ブリスにシャーロットを加えた舌戦が終わったところで、ジュリアが登場。花道で早くも王者ティファニーとにらみ合った。ゴングが鳴ると、序盤から強敵2人に打撃で立ち向かう。ゼリーナから場外でムーンサルトアタックをくらうと、リング内では「私が誰かわかってるだろ」とシャーロットに罵声を浴びせられ、延髄斬りを叩き込まれた。

 それでもコーナーからのミサイルキックで、シャーロットとゼリーナをまとめて吹っ飛ばした。シャーロットからはゼリーナと並べられてムーンサルトプレスをくらい、足4の字固めで締め上げられるも何とか脱出。攻守がめまぐるしく入れ替わる3WAY戦は、大激闘となった。女王様はフィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)でゼリーナを捕獲して勝負に出るが、ジュリアがコーナー上段からシャーロットのヒザめがけてダイビングフットスタンプを放ち逆転。最後はゼリーナを必殺のノーザンライトボムでマットに突き刺して、3カウントを奪った。

 スマックダウンのデビュー戦で、女子US王者から堂々のフォール勝ち。鮮烈Vで予選を突破し、リア・リプリー、ロクサーヌ・ペレス、アレクサら出場6人で、女子MITBラダー戦を戦うことになった。ジュリアは自身のX(旧ツイッター)にこの日の画像とともに「何事にも前進あるのみだ!!」と投稿。スマックダウンのトップに立つため、MITB覇者となることを誓った。
 
 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。