新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」27日沼津大会のAブロック最終公式戦で、藤田晃生(22)がクラーク・コナーズ(31)を撃破。5勝4敗ながら同ブロック1位となり、優勝決定戦(6月1日、大田区)進出が決定した。史上最年少優勝に王手をかけた藤田の〝意中の相手〟と、BOSJ後の野望とは――。
コナーズのパワーに苦しめられた藤田だったが、スピアーをフットスタンプで迎撃し逆転。最後はネ申スペシャルでギブアップを奪ってみせた。
直後の試合で高橋ヒロムが4敗目を喫したため、Aブロックは藤田、ヒロム、コナーズ、マスター・ワト、フランシスコ・アキラの5人が5勝4敗で並んで全公式戦が終了した。対象4人全員に直接対決で勝利している藤田が1位突破となった。
藤田はメイン終了後のリング上で「Aブロック、勝ったのは俺だ。希望もヘイトも全部背負った上で俺が優勝する」と高らかに宣言。さらに取材に対し「勝った試合でも負けた試合でも、自分に納得しきれないところがあるので。突破できたから満足というのはまったくないですね。4回も負けてしまっているというのも、もちろんありますし」と優勝決定戦へ気を引き締めた。
もう一方のBブロックは最終公式戦(29日、新潟)を残してIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラード、YOH、MAO(DDT)が3敗で並び、4敗勢ではSHOが突破の可能性を残している。
藤田は「優勝してデスペラードに挑戦するところまでは見えてるので、借りを返すじゃないけど、一番ぶっ飛ばしたいのはYOHかなと思ってますね。Aブロックでワトをぶっ倒して、BブロックでYOHを倒せば、少しだけ借りを返せるんじゃないかなと」と同ブロック自力突破の可能性を持ち、4月佐賀大会でIWGPジュニアタッグ王座を奪われた相手との激突を熱望する。
「あの人の自由な感じを見てヒントをもらったこともあるし、実際に同じリングで戦って自分が感じたものは間違いじゃなかったなと思ったので。その相手と決勝、最高のシチュエーションで当たれたらいいなと思いますね」と目を輝かせた。
2016年大会覇者ウィル・オスプレイ(現AEW)が持つ最年少優勝記録(23歳1か月)の更新まであと1つ。「最年少優勝して終わりだと思ってないので。目標を達成した途端に失速するとか言われがちだし、思われがちですけど、最年少だけにこだわってるわけじゃない。ベルトを巻いたとしても満足することはないし、ずっと自分だけのものを目指していけたらと思ってます」と豪語したジュニアの新星が、新時代の扉を切り開く。











