ドジャース・ベッツがベテラン2人を解雇したチームに緊急メッセージ。「今どこにいるのかを見極める必要がある」とピシャリ。

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)がベテラン2人を放出した球団に対する苦しい胸の内を激白した。ドジャースは長年、球団を支えたクリス・テイラー外野手(34)とオースティン・バーンズ捕手(35)を相次いで解雇。主力のフレディ・フリーマン内野手(35)が「本当に最悪だ」と感情をあらわにするなど、チーム内には大きな波紋が広がっている。

 ベッツも戦友との突然の別れは受け入れがたく、地元メディア「オレンジカウンティ・レジスター」に心境を告白。バーンズについては「冗談好きで、冗談を飛ばし、選手たちを盛り上げ、場をかき回していた。誰もが頼りにする選手が必要なんだ。みんなが集まっている時、バーンズはみんなを巻き込み、みんなに話させる選手だった」と語り、ムードメーカーを失ったショックを隠せなかった。

 一方、ベテラン捕手のテーラーは「ずっと静かで、どちらかと言うと内向的だった。少し違うかもしれないが、CTは常に努力の模範だった。ゴール前で若い選手たちに、試合に向けてどう準備するか、どう準備するかを示していた」と若手にとって格好のロールモデルだったと指摘。若手が台頭すれば、ベテランが整理されるのは避けられないことだが、ベッツは「私たちはただ、今どこにいるのかを見極める必要があるだけだ」と神妙に語った。

 ムードメーカーと模範役を同時に失ったチームへの影響は大きく、ドジャース専門サイト「ドジャース・ネーション」も「最近の選手削減はある意味でチームの士気を低下させている。優勝チームを築くには成功が不可欠だが、チームのケミストリーも同様に重要だ。今後数週間、ドジャースは後者のケミストリーによって試練を受けることになるだろう」と今回の退団劇には口を挟まずにはいられなかった。