ドジャースの大谷翔平投手(30)は23日(日本時間24日)に敵地ニューヨークでのメッツ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数1安打、1得点だった。打率3割2厘。チームは延長13回、中断1時間38分を含む5時間46分の大熱戦を7―5で勝って3連勝とした。

 意地の安打を放ったのは9回だった。一死無走者でマウンドは6番手の左腕カブレラ。カウント2―1からの4球目、内角低めの96・6マイル(約155・5キロ)のフォーシームを強打すると打球速度104マイル(約167・4キロ)の痛烈なライナーは右前で弾んだ。ベッツの打席でスタートを切るが、タッチアウトとなった。盗塁死は今季4個目だ。

 延長12回無死二塁はマウンドは8番手の右腕ギャレット。1ボールからの2球目、内角の93・1マイル(約150キロ)のカットボールをすくい上げるも右飛。二走が三塁へ進むも、ベッツ投ゴロ、フリーマン申告四球で二死一、三塁とするもスミスが見逃し三振。

 昨季のリーグ優勝決定シリズで2本塁打放った大谷に敵地シティ・フィールドのファンから大ブーイングを浴びせられた。初回先頭、相手先発はエンゼルス時代の同僚右腕キャニング。カウント2―2からの6球目、内角低めの88・9マイル(約143キロ)のスライダーを打たされて二ゴロに倒れた。

 3回一死一塁は四球で歩き、続くベッツの中飛で二進。中堅・テーラーがグラブに納めたが、右翼・ソトと交錯してボールが飛び出してお手玉する形になったが、再び捕球した。メッツは二走・コンフォルトの離塁が早いのではとチャレンジしたが、判定は変わらず。

 MLB公式サイトは「飛球が野手の手に触れた時点で、たとえその野手がすぐにボールを捕球しなくても走者は進塁できるというルール上の細則によるもだった」と説明した。

 その後、フリーマンのカウントが3―1になったところで雨が強まり中断。1時間38分後に再開されるとスミスが2番手の右腕クラニック左前適時打で1点先制。T・ヘルナンデスが左前に2点適時打を放ち、3―0とした。

 4回二死一塁はクラニックの内角低めのカーブにバットは空を切った。6回一死無走者は3番手の左腕カスティジョの初球、内角高めのフォーシームにボテボテの一ゴロだった。

 9回に登板した守護神のスコットが一死しか取れずに3安打1四球で同点に追いつかれ、延長に。

 延長に入り、両軍あと1本が出ない展開の12回一死満塁、ドジャースは中堅・エドマンを内野に置く内野5人シフト。トレンスを三ゴロ併殺打に仕留めた。

 直後の13回にT・ヘルナンデスが左翼線二塁打を放って6―5と勝ち越し、パヘスが右犠飛で7―5。その裏のメッツの攻撃を三者凡退に片付けて勝ち切った。試合終了は日付をまたぎ、午前0時56分(同午後1時56分)だった。