機動力で首位を奪取した。広島は16日に阪神との首位攻防戦(甲子園)を4―2で阪神で制し、セ首位に浮上した。
代走・大盛穂(28)の韋駄天が、決勝点の決め手となった。同点の9回二死二塁。モンテロの中前打は前進守備の阪神の中堅・近本の真正面に飛ぶライナーだったが、三塁コーチの赤松コーチのGOサインと同様に、大盛も減速することなく、本塁へと突入。加速して勢いをつけた形で捕球できなかった虎の中堅・近本のプレーを見抜いていたかのような好走塁で試合を決めた。
試合後、赤松コーチは「大盛がいいスタートで、すごいスピードで来てくれてたから、回せた」と笑顔。武器を生かして貴重な仕事を果たした大盛も「セーフになれたのは僕のなかでも大きい」と会心の走りを振り返った。
この回、さらに続く矢野にもダメ押しの適時二塁打が飛び出し、終盤の接戦を制し4連勝。首位に浮上した新井貴浩監督(48)は「本当にすごい走塁だった。大盛もよく走ったし、赤(松コーチ)もよく回したよね」と赤ヘルらしい機動力で試合を制した首位奪取に終始、ご満悦だった。












