広島は10日のDeNA戦(横浜)に5―3で逆転勝利。先発・床田寛樹投手(30)が、7回途中6安打3失点で、今季4勝目(2敗)を手にした。
7試合目の先発舞台は序盤は〝今季ワースト〟とも言えるほど、苦しい投球だった。立ち上がりから直球は140キロ前後と走らず、ツーシーム、スライダーなど変化球の制球も今ひとつ。「やばいなぁ~と。ストライク入る球を探しながら、でも、なかなかストライクが入らなくて。ボール先行になって先に点も取られるし」(床田)と、初回に連打で先制点を失った後、3回には3本の長短打を絡められ、さらに2点を失う厳しい展開だった。
だが、4回に同僚・ファビアンの2ランが飛び出し、1点差になった中盤以降は「あそこでダラダラしたピッチングをしたら、本当にヤバい」(床田)と、直後の4回を3者凡退で斬って取ると「真っすぐが良くなかったので(球を)動かしながら、とりあえずストライク取れる球をって感じで投げました」と、6回まで3イニング連続でDeNA打線を3人で料理し続けた。
6回に味方打線が2点を奪い逆転し、7回途中まで101球。本調子ではないながらも、勝ち投手の権利を粘りで引き寄せた。
定評のある打撃でもこの日は2打席目まで「堂林さんのを借りて」と、魚雷バットで打席に立ち、3回にはチーム初安打となる右前打。「よう分からんです。打ったからいいバットなんじゃないですか?」と、登板日では2試合ぶりとなる安打も記録。「みんなに助けてもらいました」と笑顔で4勝目を振り返っていた。












