オリックス・太田椋内野手(24)が9日、パ・リーグの3月、4月の月間MVPに輝いた。7年目の初選出となり、4月末の時点で両リーグトップの打率4割1分1厘をマーク。4本塁打、18打点、44安打と首位快走の原動力となった太田は「いい感覚が続いて打席の中で余裕を持てている。ヒットが欲しいというのではなく、自分のスイングをする。ベストナインを目標にしたい」と決意を新たにした。
オリックスは左腕・宮城が山本由伸投手(26=ドジャーズ)なき後のエースとして君臨するが、野手の「顔役」は不在。糸井嘉男氏(43=野球評論家)や吉田正尚外野手(31=レッドソックス)以来の〝スター誕生〟が待たれるだけに、太田にかかる期待は大きい。
甘いマスクで女性ファンも多く、チーム関係者は「真面目で優等生タイプですかね。身の回りのことはぜんぶ自分でやってしまうし、しっかりしていますね。負けん気も強いですけど、糸井や吉田と違ってクセがなく、いい意味で学級委員みたい感じです」と見ている。
また、営業関係者は「今回のMVPや京セラでのオールスター(7月23日)、侍ジャパンを経験しながら大きくなってもらいたい。一番の〝推し〟ですし、紅林とともにスター候補なのは間違いない。結果を出していけばオーラも出てくる」と場数を踏むことが大切としている。
首位打者を快走していることで注目度も高まるばかり。太田は「うれしいこと。活躍すればするほど取り上げられる。活躍する回数を増やしたい。(打率は)アベレージを見すぎると焦るので気にせずにいきたい」と先を見据えた。
この日、チームは本拠地・京セラドームでソフトバンクに1―11で大敗。太田も4打数無安打に終わり、バットから快音は響かなかった。それでも打率は3割5分3厘と同日現在、依然としてリーグトップ。24歳のニュースターがチームを今後も引っ張り続けていく。












