ノアのKENTA(44)が11年ぶりのGHCヘビー級王座返り咲きを逃した。

 団体の旗揚げ25周年記念大会(3日、両国国技館)で同王者・OZAWA(28)に挑戦。前哨戦として4月14日の後楽園大会で行われたノーDQタッグマッチでは、王者から直接ピンフォールを奪い、王座戦に弾みをつけていた。

 この日も大暴走するOZAWAにしつこく挑発され、苦戦を強いられたKENTAだったが、ビッグブーツからのダイビングフットスタンプを浴びせて圧倒。さらにブサイクへのヒザ蹴りで、王者を追い込んでいく。

OZAWA(右)の側頭部に強烈なミドルを叩き込むKENTA
OZAWA(右)の側頭部に強烈なミドルを叩き込むKENTA

 さらに得意のgo 2 sleepも命中させると、戦意喪失した王者にフォール。だが、そのカウント中、OZAWAの仲間である「TEAM 2000 X」に妨害され、ピンチを迎える。最後は顔面をなめられると、ドロップキックからのReal Rebelを見舞われ、3カウントを献上した。

 11年ぶりの王座戴冠を阻まれたKENTAは「こういう結果になって、応援してくれた人を残念な気持ちにさせてしまったことは、本当に申し訳ない」とファンに謝罪の言葉を口にした。

 その上で「ただ、アイツの言うように間違いなく口だけの男になってしまったけど、俺自身、全く心は折れてないし、今日こうやってメインイベントという舞台で帰ってこられたことは、うれしく思ってる。またもう一度、上を目指してやりたいと思ってます。次、アイツを口だけの男にするのは俺だよ」と不敵な笑みを浮かべ、去って行った。