阪神・湯浅京己投手(25)が、29日の中日戦(バンテリン)で2シーズンぶりとなる一軍復帰登板を果たした。
先発・才木が6回までで降板となり、3点ビハインドの7回に2番手としてマウンドへ。「ピッチャー 湯浅」と名前がコールされた瞬間、スタンドを埋め尽くした両軍のファンから大きな拍手が送られた。「それは聞こえてましたし、ありがたいなと思います。戻ってこれたというより、ここからまた始まるなという感じです」
544日ぶりとなる一軍のマウンドではやや緊張した面持ちを見せ、先頭の木下拓に中前打、続く代打・山本に犠打を許して一死二塁のピンチを背負った。それでも、続く岡林を三邪飛、板山を遊ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。「絶対点やらんと思って投げてました。(最後は遊撃の)小幡がしっかり前出てきてくれてたんでアウトやなと、うれしかったです」と笑顔で振り返った。
湯浅は国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」を患い、2024年8月に手術を受け、リハビリを続けていた。今年の春季キャンプ中だった2月22日、韓国・ハンファ戦(具志川)で実戦に復帰し、今月24日に一軍に昇格した。
この日は最速150キロをマークするなど、今後への期待も高まる登板となったが、「次の目標? そんな欲は出さないですよ。任された場面でしっかりゼロで帰ってくることがリリーフの仕事なので。自分の仕事ができるようにがんばります」と表情を引き締めながら話していた。












