またも先発を見殺し…。広島は27日のDeNA戦(横浜)に1―2で惜敗し、敵地で今季初の同一カード3連敗を喫した。
前日の完封負けから一転、この日の赤ヘル打線は機動力で突破口を開いた。初回にDeNA先発・バウアーの立ちあがりを攻め、一死一、三塁で迎えた4番・末包の6球目に一走・小園が二塁へスタート。敵の捕手・松尾が二塁送球したのを見て「投げた瞬間に『行く』と」と三走・羽月が本塁を陥れ、足攻で先制の1点を先取した。
だが、2回以降は元MLBサイヤング賞右腕が本領発揮。150キロ超えの直球とナックルカーブのコンビネーションで、8回までわずか2安打10三振と完全に制圧された。
そんな中でも、10日以来の先発となった玉村昇悟投手(24)は、きっちりと自らの役割は果たした。「投げている感覚がそんなに良いわけではなかった」と振り返りながらも、最速14キロの直球と100キロ台のカーブを駆使。7回まで凡打の山を築き、わずか84球、2安打に封じる好投を披露した。
3戦連続となった投手戦で、勝敗を決めたのはまたも守備の乱れだった。1点リードで迎えた4回無死一、二塁、5番・宮崎のボテボテのゴロを、三塁手・羽月がさばけず無死満塁に。何とか踏ん張りたかった左腕だが、続く佐野にカットボールを中前に運ばれ、二者が生還。1―2と逆転され、結果的にこれが決勝打となった。
3試合連続で守備の乱れが失点に絡み、同一カード3連敗。新井貴浩監督(48)は「エラーはつきものなので。また思い切ってやってくれたら」と気丈に振り返ったが、この3連戦に限れば、立て続けに手痛い場面でミスが露出した。負の連鎖は、このカード限りで断ち切りたい。












