フィギュアスケート男子の友野一希(第一住建グループ)が、新ショートプログラム(SP)に込めた思いを明かした。

 26日に神奈川・KOSE新横浜スケートセンターで開幕した「プリンスアイスワールド2025―26 PIW THE MUSICAL~The Best of BROADWAY~横浜公演」では、来季のショートプログラム(SP)曲「ザッツ・イット(アイム・クレイジー)」を披露した。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などを着氷させ、後半には片手側転をこなすなどして観衆を魅了。「日本人スケーターの中で、このSPで一番存在感を出せるようなプログラムづくりをしたいなと考えていた」と語った。

 片手側転については振り付けを担当したシェイリーン・ボーンさんから「側転できる?」と問われたことがきっかけで投入を決断。「正直最初は全然できなくて、今もまだちょっと脚が伸びきっていない。演技の後半で(疲労が)かなり足にきていて、ちょっと怖い部分もある」と苦笑いを浮かべながらも「できる動きを全部詰め込んだプログラムになっている」と魅力をアピールした。

 来季は勝負のミラノ・コルティナ五輪イヤーを迎える。「間違いなく大切なシーズンになってくる。僕はシーズンのスタートが遅れたりすることが多いので、そういったことがないように、しっかりグランプリシリーズから合わせられるようにしたい」。ナニワのエンターテイナーは、早くも準備を進めている。