女子プロレス「スターダム」で注目を集めるワールド王座戦(27日、横浜アリーナ)で激突する王者・上谷沙弥(28)と中野たむの最後の前哨戦は壮絶ドローに終わった。
2人は女子プロレスの聖地・横浜アリーナで同王座と引退をかけ対戦する。王座戦を目前に控えた24日の東京・後楽園ホール大会では上谷がクイーンズ・クエスト(QQ)時代の仲間でワンダー王座の挑戦者・AZMと異色コンビを結成。中野&ワンダー王者のスターライト・キッドとダブル前哨戦で激突した。
上谷はAZMとQQの象徴だったマスクをかぶり入場。試合が始まると、それぞれの王者と挑戦者が激しくぶつかり合い一進一退の攻防を繰り広げた。
残り試合時間が5分過ぎても両軍の勢いは止まらず。AZMのアシストを得た上谷は場外のキッドと中野にスワンダイブ式プランチャを発射したが、まさかのAZMに誤爆してしまう場面も。
さらにリングに戻されると中野から猛攻をくらった上谷だったが、スタークラッシャーで反撃に成功した。さらに旋回式スタークラッシャーを狙ったが、中野に抵抗され決めきれず。最後はお互いがスピンキックを相打ちしたところで試合終了のゴングが鳴り、試合は20分時間切れ引き分けに終わった。
試合後、マイクを持った上谷は「おい、中野たむ。お前の全てを奪うのはこの私しかいない。4・27横浜アリーナ、お前の隅々まで食い尽くしてやるよ」と言い放ち不敵な笑みを浮かべリングを後にした。
一方、目に涙を浮かべた中野は「4・27は今日みたいにはいかない。あと3日であなたと私、どっちかがこの世界から完全にいなくなるんだ。私は上谷沙弥の十字架を背負う覚悟はできている。あなたに全てを奪わせない。あと3日、プロレスラー人生を楽しんで」と最後通告。
プロレス人生をかけた2人の生きざまから目が離せない。














