専門メディア「ドジャースネーション」は21日(日本時間22日)、ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が野球以外のスポーツのプレーを1つやめたと明かしたと報じた。

 同記事によるとベッツがハマっていたのが「ピックルボール」。バドミントンのダブルスと同じ縦13・4メートル、横6・1メートルのコートで大き目の卓球ラケットを使いプラスチックボールを打ち合う競技で、その手軽さから全米で老若男女に人気のスポーツとなった。日本にも上陸しその人気はジワジワと広がっている。

 同記事は「運命のいたずらか、ベッツもこのブームに巻き込まれている。ベッツは客観的に見て地球上で最も才能のある選手の一人であることを考えると、驚くには当たらない。チームメイトたちは、彼が挑戦するほぼすべてのこと、特に他のスポーツにおいて、彼を称賛することが多い。ピックルボールも例外ではないようだ。ベッツの手と目の協調性、素早さ、そして敏捷性は、このスポーツにぴったりのようだ」とベッツの才能をほめた。

 ドジャースでは春季キャンプ中も選手たちがプレーをしていたという。そのうえでESPNのジェシー・ロジャース記者がベッツを直撃。するとベッツは「もう終わりだ。もうプレーしない。またゴルフにはまってるんだ」とキッパリ。「今はショートをやっている。あんなに走り回ったりする時間はないんだ」と体への負担からピックルボールを〝封印〟したという。

 同記事は「確かに、ゴルフは身体への負担がはるかに少ない。ベッツはダイヤモンド上で最も肉体的に厳しいポジションを担っているため、ピックルボールで何らかの筋肉痛(あるいはそれ以上の症状)を起こすのは避けたいところだ」と理解を示した。

 さらに球団運営部長のアンドリュー・フリードマン氏もベッツがピックルボールをやめるよう勧めていたという。「昨春、この件について何度も話し合いました」というフリードマン氏は「多くの選手がピックルボールをプレーするのは、ドジャースの最終的な成功にとって良いことではないと思います」と球団として禁止していく方針を示した。

 今季のベッツは胃腸炎による体調不良にも悩まされた。ボウリングでもプロ級の腕を誇るベッツだが、本業に影響が出る競技は避けた方がよさそうだ。