〝シン番長打線〟が大爆発だ。DeNAは17日の巨人戦(東京ドーム)で今季最多タイとなる15安打を放ち、9―1で大勝した。

 三浦大輔監督(51)が大胆に組み替えた打線が大当たりした。2番を牧から三森、3番に度会を抜てきし、4番には今季初めて牧を昇格させた。前日16日まで4番に座っていた宮崎はベンチスタートとし、5番には佐野を据えた。この新オーダーが初回から相手先発・田中将に襲いかかった。

 先頭の梶原が142キロの直球を叩いて右中間フェンス直撃の二塁打。新2番の三森が二塁内野安打でつなぎ、次打者・度会への初球ですかさず二盗を決めた。一死から新4番・牧の右前適時打、新5番・佐野の中犠飛で2点を先制した。

 勢いづいた打線は続く2回も攻め手を緩めず、二死二塁から三森、度会の連続適時打で2点を追加。さらに、牧の2打席連続適時打となる右中間2点タイムリーで6点目だ。田中将はこの回で降板。事実上のKOで、ベイ打線が日米通算199勝目に「待った」をかけた格好となった。

 そして、3回には打率1割台前半に低迷していた筒香にも、今季1号が飛び出した。昨年5月20日以来のダメ押しの一発で、チームがようやく息を吹き返してきた感がある。三浦監督は試合後、打線の組み替えを決断した経緯をこう明かした。

「昨日までの2試合、点が取れてなかったので昨日の試合後、コーチミーティングで牧4番でいこうと決めました。そうしたら、牧からも『明日は4番でいかせてください』と言ってきた。ベンチと牧の気持ちが一致してね、非常にいいタイムリー(ヒット)が生まれましたね」

 この勢いで再び首位戦線に食い込めるか。