一寸先はハプニング!〝炎の飛龍〟こと藤波辰爾(71)が、新日本プロレスを退団した内藤哲也(42)にエールを送った。新日本との所属選手契約を更改せず2月からフリーとして出場していた内藤だが、16日にBUSHIとともに退団することを発表。かつて自らも同じ選択をした藤波は何を思うのか。また主力選手の離脱で揺れる古巣・新日本についても、胸の内を明かした。
藤波は16日、小橋建太プロデュースの「Fortune Dream 10」に登場。小橋、天龍源一郎との熱いトークバトルで満員となった後楽園ホールを大いに盛り上げた。
その後、本紙の取材に応じた藤波は内藤の選択について「マイナス的なことにしないような退団であってほしいというのが一番だよね」と切望。さらに「自分で一人でマネジメントとかしてやっていくことも修行だから。そういうふうに自分を高める退団にしてほしいよね」と力を込めた。
自身は1999年に新日本の社長に就任した後、2006年に退団する道を選んだ。自身の過去も振り返って藤波は「俺も経験があるからこそ言えるんだけど、やっぱりそれは自分を一回りも二回りも大きくすると思うから」と内藤のさらなる〝進化〟を確信。「海外? もちろん。ぜひそういう挑戦もしてほしいね」と国内にとどまらない活躍に期待を寄せた。
その内藤は22年12月に藤波率いる「ドラディション」に参戦したこともある。当時の印象を「やっぱり『新日本のトップでやっている』っていう自負が見えたよね。それだけお客さんの支持を受けてるし」と振り返る。当時、対戦はかなわなかっただけに「もし、また縁があれば上がってほしいし。今までそういうチャンスがなかったけど、俺もまだ元気だから。すぐにとはいかなかったとしても、いずれ肌を合わせてみたいよね」とラブコールを送った。
一方で、主力選手の流出が続く新日本の先行きを心配する見方もある。だが藤波は「たしかに新日本は衝撃があるかもしれないけど、猪木さんが常に言っていたじゃないですか。『一寸先はハプニング』って」と師匠であるアントニオ猪木さんの名言を引用しつつ、案ずる必要はないと指摘。それどころか「新日本はもう、そういう団体だから。こういうことを繰り返して大きくなってきたし、俺はそれをずっと見てきたし。離脱って言えばそれこそ、俺らなんて今回の数倍、何十倍って経験だけをしてきてるから(苦笑い)。大丈夫ですよ」と危機を生かすべきと語気を強めた。
最後に「とにかく、本人は頑張ってほしい。無駄な退団にならないように祈っています」。新日本と内藤はどんな道を歩むことになるか。












