男子ゴルフのローリー・マキロイ(35=英国)が、1シーズンで4大メジャー優勝するグランドスラム達成を期待されている。

 マキロイは、13日に最終日を迎えた米ツアーメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)にようやく初勝利。タイガー・ウッズ以来、25年ぶり史上6人目の快挙となる4大メジャー全てを制すキャリアグランドスラムを達成した。

 今季は「マスターズ」を含めてすでに3勝。好調ぶりが際立つ中、SNS上には「マスターズに勝ってキャリアグランドスラム達成の次は年間グランドスラムの可能性もある」などと、これまで誰も達成していないグランドスラム実現を願う声が上がる。

 実現に向けては、条件面も後押しする。第2戦「全米プロ選手権」(5月15日開幕、ノースカロライナ州クエイルホローC)の今季開催コースは、「ウェルズファーゴ選手権」開催時に過去4勝と好相性だ。

 第3戦は「全米オープン」(6月12日開幕、ペンシルべニア州オークモントCC)。スポーツジャーナリストのジェイ・バスビー氏は米「ヤフースポーツ」の記事で「このコースはドライビングディスタンスと正確性が問われるコースで、オーガスタ・ナショナルをほうふつとさせる滑らかなグリーンが特徴だ。つまり、マキロイの現在の強みを生かせるコースと言えるだろう」と指摘した。

 そして最終戦となる「全英オープン」(7月17日開幕)は、地元・北アイルランドのロイヤルポートラッシュGCで行われる。同コースで前回開催された2019年は予選落ちを喫したが、凱旋の舞台では、より勝つために調整してくるだろう。マキロイは16歳のときにコースレコード61をマークをするなど、コース熟知は大きな強みになる。

 過去にタイガー・ウッズ(米国)が、2000年の「全米オープン」から翌01年「マスターズ」までメジャー4連勝を果たしたが、シーズンをまたいでいたため、グランドスラムには認められず〝タイガースラム〟と呼ばれている。マキロイは史上初の達成者になることができるのか。