米男子ゴルフツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」最終日(13日=日本時間14日、ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC=パー72)、通算11アンダーで並んだジャスティン・ローズ(英国)とのプレーオフを制したローリー・マキロイ(英国)が初優勝。メジャー全4大会を制するグランドスラムを達成した。48位からスタートした2021年大会覇者の松山英樹(33=LEXUS)は7バーディー、1ボギーの66と猛チャージを見せ通算2アンダーで21位に入った。

優勝の瞬間、グリーンにしゃがみ込むローリー・マキロイ(ロイター)
優勝の瞬間、グリーンにしゃがみ込むローリー・マキロイ(ロイター)

 悲願を達成し、涙が止まらなかった。優勝が決まると、しゃがみこんでグリーンに頭を付け、おえつで背中を震わせた。立ち上がると激闘を繰り広げたライバルと抱き合い、互いをたたえ合った。

 この日、マキロイは首位で出たが、1番でダブルボギースタート。その後挽回し9、10番で連続バーディーとなった。しかし11番でボギー、13番でダブルボギーと大ピンチ。何とか挽回して17番で単独首位に立ったが18番で痛恨のボギー。ローズとのプレーオフとなった。

 それでもプレッシャーのかかるなか、大歓声にも後押しされ1ホール目で制した。「素晴らしい気分です。17回目のマスターズで、自分の時は来るのかと疑うことがあった。ここ10年はグランドスラムを目指す重荷を背負ってのプレーだった。また来年の話をしないといけないと思った。今は光栄な気持ちです」と語った。

 これで全米オープン、全米プロ、全英オープンに続き、全てのメジャーを制覇。ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウス、タイガー・ウッズに続く史上6人目となる偉業を達成した。