米男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC=パー72)に出場中のトップ選手の扱いを巡り、思わぬ形で波紋が広がっている。

 米「TMZ SPORTS」は「ブライソン・デシャンボーはどこだ? リル・ウェインがマスターズの報道にイライラ」と題する記事を掲載。「ブライソン・デシャンボーの2025年マスターズは好調なスタートを切った…しかし、ネット上のファンは、このゴルフスターがテレビであまり報道されないことに腹を立てている。リル・ウェインも含めてだ」と報じた。

 同記事では、米国の超大物ラッパーとして知られるリル・ウェインが自身の「X」で「マスターズはブライソンの報道不足で大失敗した! 彼らはLIVを憎むのをやめなければならない。この男は超最高なのに、私は(テレビ中継で)見ることができない」と不満をぶちまけていることを伝えている。

怒り心頭のリル・ウェイン(ロイター)
怒り心頭のリル・ウェイン(ロイター)

 その上で「ウィージー(リル・ウェインの愛称)は31歳の彼(デシャンボー)がサウジアラビアが支援するゴルフリーグLIVに所属していることが原因だと説明した…そして、このラップ界のレジェンドがそう主張するのは初めてではない。フィル・ミケルソンのような偉大な選手でさえ、テレビ出演時間ははるかに少ない。もちろん、ミケルソンやデシャンボーのような選手は、LIVとの確執のためPGAツアーに出場できないが、一定の基準を満たしていれば、4大メジャー大会に出場することは許可されている」と記した。

 同記事は最後に「ファンにとって幸運なことに、ブライソンは週末に向けて好調なスタートを切った。現在7アンダー(2位、2日目終了時点)で、自身初のグリーンジャケット獲得を目指している。つまり、トーナメントの残りの間、カメラが彼を無視するのは難しいということだ」と締めくくった。