ドジャース・佐々木朗希投手(23)が12日(日本時間13日)の本拠地カブス戦で今季4度目の先発。自己最多の5イニングで最多81球を投げ、4安打、1失点、2四球と力投を見せながらも打線の援護に恵まれず、今季初黒星を喫した。

 何度も守備に絶体絶命のピンチを救われ、最少失点で切り抜けた。試合後は「今日までの3試合でなかなかイニングを稼げなかったのでその面ではよかったというか、段階的にはいい方向に来ていると思うし、ここが最低限になるように頑張らばらないといけない。初回は不安定なところもあったけど、その分、他はいいテンポで投げられた。前回の方が感覚的によかった部分はあるけど、今回も今回でそこまで崩れなくてよかった」と振り返った。

 3回には二死満塁の大ピンチを迎え、2回に先制弾を浴びたブッシュに再び中越えの大飛球を打たれた。あわやグランドスラムかと思われたが、中堅・パヘスが渾身のジャンプでスーパーキャッチ。「ホント助かりました。あのプレーがなかったらもっと大量失点だった。今日はすごく助けられたと思います」と守備陣に感謝した。

 結果的にブルペン陣の炎上で一方的な大敗となったが、イニング数、球数を増やし、試合を作り、メンタル的にも落ち着いてきた。「ダメな時の自分、自分のクセだったり、そういうところを自分の中で気づけてうまく修正できた。不安定な時もあったんですけど、比較的耐えれるところがあったので、そういった面では落ち着いてこれてるのかなと思います」。簡単に手が届かない初勝利。反省と修正を繰り返しながら次戦へ向かう。