阪神は12日の中日戦(甲子園)に、2―3で敗れた。ホームで連勝とはならず、甲子園での中日戦連勝記録も引き分けを挟んで11でストップ。藤川球児監督(44)は、「あまりゲームがうまく運べなかったということですね」と唇をかんだ。
 
 9回には逆転のチャンスをつくったが、あと1歩及ばなかった。先頭・大山、前川が連打で無死一、二塁。ここで藤川監督は一走に島田を送り、一死二、三塁となって木浪の遊ゴロの間に1点を返した。

 しかし、飛び出していた島田が二塁に戻り切れず、痛恨の走塁死。二死一塁となり、代打・小幡に右前打が飛び出したが、最後は近本が空振り三振に倒れた。12安打を放ちながらも得点はわずか2点と打線がつながらず、指揮官も「走者を出しても松葉に抑えられた? そういうゲームになってしまいましたね、今日はね」と振り返った。

 今季初登板となった西勇も、3回以外は毎度得点圏に走者を背負うなど、持ち前のテンポの良い投球を披露できず。序盤は最少失点でしのいだが、1点ビハインドで迎えた5回に細川の適時打などで2点を失った。指揮官は「まだいけるというところだったんですけど。そこがいっぱいかなと。(今後は)また後で話し合ってからですね」と話していた。
 
 12日の試合終了時点で、首位・広島が唯一の貯金2。4球団が勝率5割の大混戦となっているだけに、藤川虎は13日の中日戦(甲子園)に勝利し、勢いに乗りたいところだ。