DeNAは11日、ヤクルト戦(横浜)に臨んだものの降雨のためノーゲームに終わった。3回に入った途端に激しい風雨と雷に見舞われ、18時35分に試合が中断。19時9分に試合中止が宣告された。

 先発マウンドに立ったトレバー・バウアー投手(34)は3回1安打無失点と快投していたが、結果には結びつかず、今季初勝利はまたもお預け。降板後は「(試合じゃなくて練習の)ライブBPだったよ。今日の登板はなかったから、ライブBPと一緒」。さすがの助っ人右腕もお天道さまにはかなわず、苦笑いするしかなかった。

 バウアーとしては満を持しての復帰登板だったはず。来日初先発だった開幕2戦目(3月29日・中日戦=横浜)は6回6安打1失点にまとめながら負け投手となった。3回に左腹部の張りを訴えており、再調整のために31日に登録抹消となっていた。

 バウアーは登板を前に左腹部の張りが完全に消えたと強調。「勝ちたい」とシンプルな言葉で意気込みを語っていた。

 この日の立ち上がりは快調そのものだった。初回、赤羽を直球で遊ゴロ。長岡をチェンジアップで右飛。サンタナにはスライダーを遊撃内野安打にされたが、4番・オスナは直球で左飛に打ち取った。

 2、3回はいずれも三者凡退。オープン戦から多投しているナックルカーブが冴え渡り、投手・吉村をスライダーで空振り三振に仕留めると、ファンにもおなじみのパフォーマンス、刀を振り下ろす「ソードセレブレーション」を披露した。

 しかし、3回の攻撃が始まったところで中断。バウアーの37球の力投も幻となってしまった。

「僕が登板する日は、だいたい雨が降る。降水確率が0%でも、僕が登板する時だけ跳ね上がって、登板が終わったらまた0%。投球自体は全体的によかったし、コントロールも制球できていたと思う。またここから積み上げていきたい」(バウアー)

 なお、次回登板について聞かれた三浦監督は、「明日はないです」と答えて煙に巻いていた。