DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が、オープン戦最終戦となった23日の西武戦(ベルーナ)で最後の調整登板を終えた。

 5回96球で9安打4失点とメロメロだったが、本人は「いい投球だった」と自画自賛。2回から崩れ始め、左前打や右腕を直撃される内野安打で無死一、二塁とされると、適時打を浴びて1点を先制され、3回も二死から3者連続の長短打で2点を失い、5回にも1点を追加された。

 この間、バウアーは山本のサインに何度も首を振ったり、クイックで投げてみたりと苦し紛れにしか見えない内容だったが、バウアーは胸を張りながらこう言った。

「やりたいことは全部できた。クイックの投球も感触がよかった。今後はクイックとか、いろんな投げ方を交ぜることも普通になってくるだろう。今回は試合の後半に向けて出力を上げることがテーマで、それもうまくいったと思う」

 そう力強く語ったバウアーに、三浦監督も全幅の信頼を置いている。

「登板後に本人と話をしたら、やりたいことはいろいろ試せたし、確認もできたと言っていました。あとはシーズンに向けて微調整してくれればいい。大丈夫です」

 開幕ローテの見通しについても「見通しが立ってなかったらヤバイでしょう」とキッパリで「開幕投手は東。(先発候補の)全員の開幕ローテももう決まってますよ」と明言した。

 もっとも、バウアー自身はこの日の体調について「この3日ぐらい眠れていなかった」と気になる発言もしている。原因は「野球とは別のことだ」としか言わなかったが、バウアーには何かとナーバスになりがちな一面もある。開幕後の投球に影響しないことを祈るばかりだ。