まさか萎縮してもうたんか…。阪神は8日のヤクルト戦で今季初めて甲子園球場での試合に臨み、0―1の零封負けで連勝が「3」でストップした。
投手戦の末に競り負けた。それ以上でも以下でもない敗戦だった。8回1失点と好投した先発・才木を打線が援護できなかった。ただ、試合前の球場内は最高の盛り上がりを見せた。藤川球児監督(44)が現役時の登場曲として使用していた「every little thing every precious thing」を、ロックバンド「LINDBERG」のボーカル・渡瀬マキが熱唱。歌い終えると、指揮官がベンチから飛び出し、勝利を誓う言葉を交わした。
さらに、試合開始直前の各ポジションには虎のレジェンドたちがスタンバイ。ホームには田淵幸一氏、三塁に掛布雅之OB会長と「ミスタータイガース」がそろい踏みした。さらに一塁は藤田平氏、遊撃に鳥谷敬氏と生え抜きの2000安打達成者が姿を見せ、二塁には真弓明信氏。そして外野は2005年の優勝メンバーである金本知憲氏(左翼)、赤星憲広氏(中堅)、桧山進次郎氏(右翼)がズラリと集結した。
そこへ現在の猛虎ナインが登場していくシーンは、虎党にとって垂ぜんもの。始球式を務める予定だった岡田彰布オーナー付顧問は体調不良のため欠席となったが、もはや〝勝つしかない空気〟が甲子園に充満していたことは確かだ。
だが、打線は空回りを続けてわずか3安打。体調不良のためベンチスタートとなった佐藤輝も、8回無死一塁の場面で代打で出場し、空振り三振に終わった。
ビジターでは5勝1敗ながらホームでは4戦未勝利。1日から京セラドームで行われた3連戦にも虎のレジェンドが勢ぞろいし、リベンジといきたいところだったが…。
何はともあれ、開幕10試合を終えて5勝4敗1分けで巨人と並ぶ首位タイ。試合後の藤川監督は「また明日ですね」と強調していただけに、早く本拠地初勝利を挙げたい。












