巨人の主軸がそろって猛打賞をマークし、絶好調だ。8日のDeNA戦(横浜)で「3番・二塁」で先発出場した吉川尚輝内野手(30)は初回の第1打席で右前打。6回の第3打席は右翼フェンス直撃のもう一歩で本塁打となりそうな大きな二塁打をかっ飛ばした。8回の第4打席でも二塁へ内野安打を決めた。

 頼れる4番・岡本和真内野手(28)のバットも止まらない。初回に中前打を放つと、2点を追う6回二死二塁では左翼線を破る適時二塁打で1点差に迫った。再び2点差となった8回にも中堅へ適時二塁打を放って1点差とし、その後、甲斐が値千金の同点適時打を決めて執念で追いついた。

 試合は延長12回の死闘となり3―3のドローに終わったため、試合後、吉川と岡本に笑顔はなし。それでも吉川は「あのままズルズルいかずに、しっかりと粘り強くいけたので、明日につながると思う。明日も頑張ります。(岡本が調子がいいだけに)明日もそういう役割ができるように頑張りたい」と気を引き締めた。

 この日、5打数3安打2打点の活躍で打率4割超えとなった岡本は「そこは何も気にしてないです。明日も頑張ります。(吉川が打てば岡本も打つ?)どうですかね。たまたまです」と淡々と話した。