女子プロレス「スターダム」のゴッデス王座戦(27日、横浜アリーナ)に不穏な空気が漂っている。

 ゴッデス王者の羽南&飯田沙耶はV3戦で同じ「STARS」の葉月&コグマを迎え撃つ。これまで王者組は「マンネリ化しているSTARSを変える」と宣言し、V2戦では同門の岩谷麻優&向後桃を撃破した。

 8日に都内で開かれた会見に出席した羽南は「私は『STARSがマンネリ化している』と言ってきた。その中でも葉月さんが1番原因だと思っていて、私は1月に『葉月さんは意地悪と厳しさをはき違えている』というポストを(Xに)させていただいたんですよ。その中でも何が言えるかなって思ってたんですけど、もう黒すぎて言えない」と語った上で、葉月が素行不良のため練習生の指導者を外されていたことを告白。

 その後も溜まっていた鬱憤を吐き出し始めた羽南は「私のポストに対して葉月さんから『ごめんね』っ謝っていただいたけど、それも会社からの指示でポストをしたらしいんですよ。だから、なるほどって思った。これは私が始めたことですし、私がピリオドつけたいと思いまして、逆指名させていただきました」と経緯を明かした。

 この言葉に葉月から「うちへの文句を言って満足ですか? 結果、葉月をSTARSから追い出したいんだろうなっていう空気しか感じない。これがうちの性格でSTARSに入った時から、この性格のままギラギラしたSTARSにするって言ってきたし、STARSを良くしようってやってきたけど、羽南は何をやってきたわけ?」と問い掛けられ、2人の言い合いは激化してしまう。

 お互いの思いを吐き出し合うと、飯田に話を振られたコグマが涙を流しながら、王座戦をきっかけに和解を促す展開に。コグマに「どっちが悪いわけじゃないし、別に憎しみ合いたいわけじゃないでしょ? 私はこのきっかけを頼りに、STARSみんなでまた大きくなっていけたらって、みんな一緒に歩み寄ろうね」と訴えられた。

 すると葉月は「うちは不器用なところがある。でも嫌いだったら、逆指命を受けない。STARSを良くするための新しい一歩を踏み出さないといけない」と納得。

 最後には羽南から「STARSを思ってるから言い合ってるんだと思います。だからリングでぶつかって、全部吐き出し合って、STARSの新しい形を一緒につくっていきたいです」と意気込まれると、葉月も「横アリでSTARSの新たな一歩。言葉にできないいろんな感情を思い、これをお互いにぶつけ合いたい。よろしくお願いします」と真っすぐな目で語った。