新日本プロレスのSANADA(37)が、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」電撃加入の真相を明かした。5日両国大会で「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」を裏切り、敵対するH.O.Tに合流した。昨年11月の「Just 4 Guys(J4G)」(当時の名称はJ5G)脱退から、わずか5か月でまたも造反。短期間でユニットを転々とする男の胸中は――。
SANADAは両国大会でNEVER無差別級6人タッグ王座戦(王者・成田蓮&高橋裕二郎&SHO対挑戦者・ゲイブ・キッド&ドリラ・モロニー&石森太二)に乱入。WDのモロニーに裏切りのギターショットを見舞って、H.O.Tの勝利をアシストした。
一体どんな心境の変化があったのか。取材に対してSANADAは「WDが中途半端だからですね。年末くらいから客にこびを売り出してたんですよ。あんまり好きな言葉じゃないけど、ダサいヒールだなって」と古巣を一刀両断。具体例として、リングの鉄柱が折れたため中止となった3月後楽園大会時の対応を挙げ「あの時もお客さんの前に出てハイタッチとか。中途半端なんだよアイツら。いいとこ取りしすぎだなって」と嫌悪感を示した。となれば、徹底的に悪を貫くH.O.T合流は必然だったのかもしれない。
2023年3月にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを離脱し、昨年11月にはJ5Gに造反。約2年間で3度もユニットを変えたSANADA自身こそが〝中途半端〟な気がしないでもないが…。当の本人は「俺、ミニマリストなんで分かりやすくしてほしいんです。結局SANADAがいなくなったらJ4Gは本隊と合併してるわけだし、それだったらチームとしてある必要なかったなって。だからWDも時間の問題でなくなるんじゃないかな」と意に介さない。
ちなみに、両国で裏切りと同等レベルの衝撃だったのが乱入時に履いていた鉄腕アトムのような靴だが、これは米国のアート集団ミスチーフが手がけたもので、過去には海外セレブも着用。「業界一のファッショニスタなので。俺にとっては普通の靴というか」。我々常人の感覚で安易に語ってはならないオシャレなシロモノのようだ。
今回の造反劇で両チームの抗争はさらに激化し、H.O.TはWDから「ドッグパウンドスチールケージマッチ」による全面戦争を要求されている。「あんまりその抗争に興味ないですけど、WDがどうしてもやりたいなら受けてもいいかなって。こっちは変えたくて変えてるわけじゃないですからね。中途半端を排除していきたい。その結果がこれだったと」。我が道を行くSANADAが、悪党同士の戦いのキーマンになりそうだ。













