日本ハムは2日、本拠地(エスコン)でソフトバンクと対戦。3―1で完勝した。

 打線は相手先発左腕・前田純を序盤から攻略できず4回まで無得点と苦しんだ。だが、両軍無得点で迎えた5回に今川の安打を皮切りに四球と相手失策で無死満塁の好機を作ると、続く清宮幸の遊ゴロで先制。その後一死一、三塁からは相手失策で加点した。さらに7回にはこの日1番に抜擢された吉田が古巣相手に右翼フェンス越えのプロ初本塁打となる今季1号を放った。

 投げては先発・北山が初回から毎回得点圏に走者を置きながらも要所を締める粘りの投球。5回まで無得点でしのいだ。

 だが、2点リードした直後の6回に先頭打者に四球を出したところで降板。直後にマウンドを引き継いだ2番手・福谷が今宮に適時打を許し1点差に詰め寄られた。

 それでもチームは7回から小刻みな投手リレーで相手に得点を許さず。最後は守護神・田中正が試合を締めた。

 新庄剛志監督(53)は試合後、1番に抜擢した吉田が活躍したことについて「うれしかった。本人が色んな思いの中ね。今日ソフトバンク戦じゃなかったら、(スタメンで)出してたかな。そういうの僕大事にしているので」と満面の笑み。「でもそれを結果で応えてくれて。めちゃめちゃうれしかったです」と貴重な1点をチームにもたらした吉田をたたえた。

 これで開幕5試合を終え4勝1敗。シーズンが始まったばかりとはいえ最高のスタートを切った。「いいっすね。今日の勝ちは。(5試合を)4勝1敗と3勝2敗じゃ全然違うし。乗っていける一つのポイント、になったところで(次戦4日のオリックス先発予定は)宮城君というね(笑い)。まあでもここで勝ちを取ったらまた(チームは)乗ってこれると思うし」(新庄監督)。

 終始笑みを浮かべながらも最後は次戦の好投手攻略に意欲を燃やしていた。