〝最強助っ人〟も雨と寒さは苦手なのか。DeNAは29日、中日戦(横浜)で0―1と惜敗。先発マウンドに立ったトレバー・バウアー投手(34)は、開幕2戦目の来日初登板を白星で飾れなかった。

 初回、岡林、村松、上林を3者連続で空振り三振。最速154キロの真っ直ぐでカウントを稼ぐと、ナックルカーブで空を切らせる。上々の立ち上がりに見えた。

 しかし、2回になると二死からカリステを四球で歩かせ、板山には中前へ運ばれて一、三塁に。ここで木下拓に左前適時打を打たれ、早くも先制点を献上してしまう。この回の2安打は、いずれも150キロ台の速球を狙い打たれたものだった。

 3回も一死から村松に2個目の四球を与え、初盗塁を許した。だが、その後はまたナックルカーブで2者連続三振。その裏の攻撃では送りバントで敵失を呼び、一死一、二塁と得点機を広げたものの得点にはつながらず。

 4回はまた直球ばかり打たれ、3連続安打で無死満塁とされた。後続を3者凡退に抑えて切り抜け、5、6回も無失点投球。終わってみれば、結果は6回1失点だったとはいえ6安打2四球、盗塁も1個許し、らしくなかった印象は否めない。

 もっとも、バウアーは2年ぶりの復帰登板を飾れず黒星となったが「調子は悪くなかった」と強調。「一番悔やまれるのは(2回に)四球から失点につなげてしまったこと。それ以外は野球ではよく起こり得るようなことだったので、気にはしていないよ」と冷静に自己分析して見せた。

 三浦監督も「よくゲームを作ってくれた」と労いのコメント。次回は本領発揮の好投で初勝利を挙げてほしいものだ。