今年最初の目標「横浜奪首」へ――。27年ぶりとなるリーグ優勝に向け、三浦ベイが好スタートを切った。DeNAは28日、中日との開幕戦(横浜スタジアム)で5―0と完勝。投打がかみ合い、昨年の日本一チームが最高の内容で2025年シーズンの初陣を飾った。

 開幕投手・東が初回を無失点に抑えたその裏、1死から牧が左前打で塁に出ると、オースティンが元DeNA右翼手・細川の頭上を越える二塁打で早速1点を先制だ。

 その直後、中日・井上監督が「一走・牧が三塁ベースを踏んでいないのでは」とリクエストしたが、リプレー検証の結果はセーフ。DeNAは2回にも2死三塁から森敬の左前適時打で1点追加し、主導権を握った。

 3回には森敬が俊足を生かした二塁内野安打で塁に出ると、梶原のタイムリーで3点目。牧、オースティンの主力に若手が続いて中日を突き放す。5回には梶原の適時打で1点、6回には宮崎の適時打、山本の犠飛で2点を加え、ここで事実上〝勝負あった〟である。

 三浦監督は会心の勝利に満面の笑顔で「攻撃、走塁、守備と、キャンプでやってきたことがいい形で出せた」と自画自賛し、次のようにも続けた。

「東もよく投げてくれたし、打線もみんなでつないで、つないで点を取ることができたましたね」

 主力をたたえる一方、脇役の活躍も絶賛した。

「(9回に)1年半ぶりに投げた入江も、力んでいたけど、よく投げました。(移籍1年目の)三森にもヒットが出て、盗塁も決めた。本人もホッとしたんじゃないかな」

 まさに非の打ちどころのない開幕勝利だった。が、三浦監督はこう言うのも忘れなかった。

「いい勝ち方だった。今日のところは、ね」