競泳女子で五輪3大会連続出場の池江璃花子(横浜ゴム)が〝立場の変化〟を明かした。

 白血病で一時代表から離れる時期もあったが、14歳で初めて代表入りした2015年から早くも10年が経過。今年の日本選手権(東京アクアティクスセンター)は、50&100メートルバタフライで世界選手権(シンガポール)切符を勝ち取った。25日に都内で行われた取材会では「代表入りしてちょうど10年経つので、トップで居続けることの大変さやずっと代表に入り続けることの大変さは年々感じている」と神妙に語った上で「いろんな選手に刺激をもらいながら自分も頑張らなきゃなとすごく思っている」と自らを奮い立たせた。

 7月に25歳となる池江の周りでは、結婚や出産のタイミングを迎える友人が増えているという。「なんかいいなという気持ちもちょっとある。早く結婚して子供欲しいなとかと思ったりもする」と笑う一方で「競技をやっている間はそこまでのことは考えていない。まだ自分は水泳を続けているということに対していいなという気持ちもある。水泳への思い入れが今は当然一番。本気で2028年(ロサンゼルス五輪)までは戦うと決めている」と改めて覚悟を口にした。

 日本選手権を通じて「わくわくする気持ちが強かった。自分の中ではすごく久しぶりの感覚。2018年ぶりくらいの感覚だった。これが自分らしさだなと思えた」と一定の手応えをつかんだ様子。世界選手権でのメダル獲得へ、引き続き50メートルバタフライを本命に練習を続けていく。