開幕が迫る中、ドジャースとヤンキースによる緊急トレードが浮上した。ドジャースのトニー・ゴンソリン投手(30)とヤンキースのオズワルド・カブレラ内野手(26)、ウィル・ウォーレン投手(25)による1対2の交換トレードが実現する可能性があると米紙「ザ・テレグラフ」が14日(日本時間15日)、報じた。
ヤンキースは2023年にサイ・ヤング勝を受賞した絶対エースのゲリット・コール投手(34)がトミー・ジョン手術を受けることになり今季の全休が確定。昨季新人王のルイス・ヒル投手(25)も右広背筋の故障で離脱しており、駒不足に陥った先発陣の緊急補強に迫られている。
そんな中、白羽の矢が立てられたのがゴンソリンだ。22年に16勝1敗という驚異的な活躍を遂げたが、23年のシーズン中にトミー・ジョン手術のため離脱し、昨季は全休。春季トレーニングでは5人目の先発枠を争っていたが、背中を痛めて脱落していた。
同紙は「彼(ゴンソリン)が健康になれば、ドジャースはすでにローテーションが決まっているためトレードすることを検討するかもしれない。大谷翔平がマウンドに戻る5月に、ロサンゼルスには5人の先発投手がそろう。(ヤンキースは)オズワルド・カブレラと右腕プロスペクトのウィル・ウォーレンをロサンゼルスに送る可能性がある」とした。
ベネズエラ出身のカブレラは三塁が本職だが、内野全ポジションが守れるユーティリティープレーヤー。昨季109試合に出場し、打率2割4分7厘、8本塁打、36打点をマークした。ドジャースは正二塁手候補として期待したキム・ヘソン内野手(26)が打撃不振でマイナー落ちしており、ヘソンの後任になるかもしれない。
一方、ウォーレンは昨年7月にメジャーデビューした右腕。昨季は6試合に登板し0勝3敗、防御率10・32という成績に終わったが奪三振率は11・51と高く、若手有望株の一人だ。
「この契約はヤンキースの投手層の厚みに対処しつつ、ドジャースにも貴重な資産を与えることになる」(同紙)。昨季のワールドシリーズで激突した東西の名門によるトレードの行方から目が離せない。












