巨人・吉川尚輝内野手(30)のバットが絶好調だ。12日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に「3番・二塁」で先発出場し、試合開始わずか3分で目の覚める先制弾が飛び出した。
初回一死二塁で相手先発・大津の初球、147キロ直球を「チャンスだったので積極的にいった」と強振。右翼ホームランテラス席へオープン戦1号となる2ランを叩き込んだ。
直後の守備でも躍動した。初回無死二塁で近藤の中前へ抜けそうな強烈なゴロに飛びつき、スライディングキャッチ。素早い一塁送球で打者をアウト。その後、二死三塁でも正木の放った頭上を越えそうな安打性の当たりを華麗なジャンピングキャッチで得点を許さず、この回、2度目のファインプレーを披露した。
さらにバットの勢いは止まらない。2―2の3回二死二塁では中前適時打を放ち、勝ち越しに成功。「いいコースに飛んでくれました、勝ち越すことができて良かったです」と、うなずいた。6回の先頭は中前打、7回二死一塁でも右前打と、この日、4打数4安打3打点の乱れ打ちで、これでオープン戦は驚異の打率5割に乗せた。
侍ジャパン日本代表として3月、オランダとの強化試合にも招集され、5日の初戦ではマルチ安打をマーク。阿部監督だけでなく、日本代表の井端監督も高評価する若武者が存在感を発揮している。












