米国・AEWのPPV「AEW REVOLUTION」(カリフォルニア州ロサンゼルス・クリプトドットコムアリーナ)が9日(日本時間10日)に放送され、AEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)はブロディ・キング(37)を撃破し王座防衛に成功した。
前回防衛戦は挑戦者バディ・マシューズの地元オーストラリアだったが、今回もキングの地元カリフォルニア州でアウェー王座戦。序盤から全身タトゥーのキングへの声援一色で、わざわざカタカナのBワードとオカダの顔イラストを描き、王者をディスるサインボードを掲げる観衆までいたほどだ。
オカダはリング内外で強烈な水平チョップを浴びて防戦一方。「ブロディ!」のチャントを受けたキングから雪崩式ブレーンバスター、ラリアート、場外ではトペ・スイシーダの猛攻にさらされた。リング内ではセントーンからラリアートを浴びたものの、決定打は許さない。変型ネックブリーカーで逆転すると、コーナーからのダイビングエルボーから中指式レインメーカーポーズを決めてみせた。
それでも歓声を背にしたキングは、デスバレードライバーでオカダをターンバックルに叩きつけてから、コーナーの王者にキャノンボールを発射。オカダはまたも土俵際に追い込まれるも、場外で「ブロディ!」と相手の名を叫んでから強烈なドロップキックを放って再びペースを取り戻した。
さらにパイプイスを手にリングに入るが、レフェリーに阻止された。ところがこれも王者の作戦で、レフェリーが背を向けた隙に反対側のコーナーに置いたベルトを抱えてキングの顔面に非道の一撃。AEWマットでは常とう手段となった反則攻撃が決まるも、キングが驚異の粘りをみせてカウント2ではね返された。
驚きの表情を浮かべたオカダは、とどめのレインメーカーにカウンターのラリアートを浴びてしまう。さらにコーナーアタックをくらうも、「オカダ!」と雄たけびを上げながら突進してきたキングにすかさず反応し、カウンターのドロップキック。最後は必殺のレインメーカーを決めて3カウントを奪った。
オカダはベルトを抱えながら、不敵な笑みでリングを下りた。ベルトを守るため新日本プロレス時代とはまるで違う悪党ファイトを貫き通し、難攻不落のコンチネンタル王者となった。













