新たな「庭」にキッチリとアジャストできるか。ヤクルトを相手にマツダスタジアムでオープン戦初戦(8日)を控える広島が、7日に同球場でナイター練習を行う。

 今オフ、本拠地のグラウンドを大規模改修。9年ぶりに張り替えた内外野の天然芝と今季から導入されるナイター用のLED照明のもとでチーム練習を行い、感覚を養うことが主な目的だ。

 特に守備面では内外野における個別やシートノックを通じ、本拠地の新たな「死角探し」が裏テーマとなる。赤松外野守備走塁コーチは「どっちも確認です。外野の照明も、芝も」と、それぞれ開幕までに認知しておくべきところがあるという。

 新たに敷いた芝に関しては「切れ目」が要チェックポイント。照明にも飛球と光が視覚的にかぶり、一時的にボールが見えづらくなる地点の洗い出しが求められてくる。

 今季から新たに取り付けられたLED照明は「明るさはやや抑えめに照らしていると聞いたので、どういう打球の見え方になるかも確認しないといけない。内外野で場所によっては、見え方も違ってくるはず」(赤松コーチ)という。確かに飛球の上がる角度次第では「見やすさ」や「見えづらさ」も昨季までと変化する可能性もある。

 練習後にはベテラン・秋山や菊池ら豊富な守備経験を持つ主力メンバーからも、実際に打球を追った上での印象や意見を集約する模様だ。今季のマツダでのオープン戦は5試合。開幕までに新たな「庭」における赤ヘル守備網の構築もスタートダッシュのカギを握ることになりそうだ。