陸上の東京マラソン(2日、東京都庁前発~東京駅前着)に挑んだ太田蒼生(青学大4年)は無念の途中棄権となったが、悔しさを力に変える覚悟だ。
大会前に「優勝を目指して頑張りたい」と意気込んでいた太田は、序盤から世界トップクラスの選手たちが形成する先頭集団でレースを展開。最初の10キロを28分54秒で通過すると、中間地点を1時間1分19秒で折り返した。日本記録(2時間4分56秒)を大きく上回るタイムだったものの、22キロ付近で先頭集団から遅れ、28キロ過ぎで第2集団に吸収。29キロ過ぎには第2集団からも離された。
その後は36キロ付近で途中棄権となるも、かねて原晋監督が「世界ナンバーワンの選手と戦って実力差を感じることもあるかもしれないが、必ず彼の成長の礎の一歩となるはず。せこいレースはしてほしくない。失敗してもいいからどんどん思い切ったレースをしてほしい」と話していたように、攻めの走りを披露。ファンからも挑戦を称賛する声が上がった。
そんな太田はレース後に「低体温と低血糖により途中で離脱してしまいましたが、前半から自分のやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れて良い経験ができました」と収穫を強調。卒業後はGMOインターネットグループ所属のプロランナーとして活動する上で「五輪で金メダルを取るために一歩踏み出せたと思います。次はもっと長く世界と戦い、3年後には五輪で勝ちます」と決意を新たにした。












