フィギュアスケート女子で五輪2大会連続メダルの坂本花織(シスメックス)の〝ご褒美〟は、母・悦子さんの手づくりコロッケだった。

 今季限りで現役を退く日本のエースは、ミラノ・コルティナ五輪の個人&団体で銀メダルに輝き、世界選手権では2年ぶり4度目の金メダルを獲得した。13日には故郷の兵庫・神戸市内のホテルで引退会見が行われ、引退後の食事生活に言及。「引退したからこそできることって?と思ったが、割と現役の時からやりたいことをやってきたので、特にこれを食べたのはあまりない」と苦笑いを浮かべた。

 ただ、その中でも母の味が印象的だった。「引退して一番何が食べたいかを言われた時に、お母さんのつくったコロッケを食べたいと言ったのを覚えてくれていた」。世界選手権の帰国時には悦子さんから渡してもらった手づくりコロッケを堪能したという。

 現役時代は栄養サポートを受ける上で、油ものは控えていた。さらに一人暮らしのため「お母さんのつくってくれるコロッケは特別。(今の家で)揚げ物をすることが全然なくて、何もかもめんどくさいので(笑い)。お母さんからももらう機会もなかったので、やっぱり食べたいと思った」とにっこり。母の味はやはり特別だったようだ。