フィギュアスケート女子で五輪2大会連続メダルの坂本花織(シスメックス)が、現役時代の思い出を明かした。
今季限りで現役を退く日本のエースは、ミラノ・コルティナ五輪の個人&団体で銀メダルに輝き、世界選手権では2年ぶり4度目の金メダルを獲得。13日には故郷の兵庫・神戸市内のホテルで引退会見が行われ「もちろんやり切った気持ちが一番にあったが(他の選手の)曲かけやジャンプの練習を見ていると、自分も跳びたい気持ちがある。競技者は特別だなという寂しさがちょっとある」と照れ笑いを見せた。
五輪には3大会に出場。2022年北京五輪は団体で銀メダル、個人で銅メダルに輝くなど、合計4個のメダルを手にした。「五輪をひと言で表すと、守りかなと思います。ここでミスしたくなって気持ちが一番出てしまう試合なので、過去3大会攻めきれずに終わってしまった」と悔しさをにじませる場面もあった。
それでも、最後まで懸命に戦い続けた。印象的な試合は22年世界選手権と最後の世界選手権を挙げた。初めて世界女王となった22年世界選手権については「北京五輪で初めてメダルをとって、もう一度ピークを持っていかないといけない苦悩があって、これは出場する選手にしか味わえない大変さ。メンタルが崩れながらも必死に練習して、初めて世界チャンピオンになったのが記憶に残っていて、今でも見返している」と振り返った。













