女子プロレス「WAVE」の宮崎有妃(46)が、来年1月1日の東京・後楽園ホール大会で現役を引退することを2日に表明した。

 この日の後楽園大会では、櫻井裕子と保持するWAVE認定タッグ王座の初防衛戦で、狐伯&星来芽依を迎え撃った。スターダムのハイスピード王座を保持する星来のスピーディーな動きに終始翻弄された宮崎だったが、櫻井と好連係を炸裂。最後は狐伯を直伝デスバレーボム2連発で豪快に叩きつけ、3カウントを奪った。

 無事に王座を防衛した宮崎は、次戦に本間多恵&尾崎妹加を逆指名。2人も受諾し、4月1日の新宿フェイス大会でV2戦を行うことが決定的になった。

 すると、宮崎の表情が緊張した面持ちに変わり「私、宮崎有妃、2026年の元旦で引退します。もう決めてしまったので、このまま突き進みたいと思います。私は1回引退して復帰したので、もう復帰はしません。ちゃんと、しっかりと辞めたいと思います」と現役を引退を表明した。

 宮崎は1995年1月8日にJWP女子プロレスでデビューを果たした。翌年に同団体を退団し、いったんプロレスから離脱したが、98年吉本女子プロレスJd‘で「エチセラ」のリングネームで再び本格始動。その後フリーとしてメキシコなど活躍し、2000年3月にNEO女子プロレスに入団。10年12月に同団体が解散すると同時にプロレスラーを引退した。

 だが、15年7月にWAVEで現役復帰。19年からWAVEに所属となり、WAVE認定タッグ王座を4度戴冠した過去がある。23年12月には団体最高峰のレジーナ王座を初戴冠し、若手の底上げに注力してきた。

 宮崎は今年のリーグ戦「Catch The WAVE」への出場を表明し「私の引退までにやるべきことは、狐伯、炎華、今でも一人前かもしれないけど、もっともっとパワーアップさせて、強くてカッコイイレスラーに育てていきたいと思います」と意気込んだ。

 バックステージでは引退の経緯を問われると「実は引退は2年前くらいからいろいろ決めてたんですよ。本当はもっと早く辞めようかと思っていたんですけど、私がかわいがっていた後輩がケガしたりして、引退を逃してしまっていた」と説明。

 現在、櫻井とタッグチャンピオンに君臨しているが「裕子がタッグチャンピオンになりたいと言ってくれたので、言い方はなんだけど、最後の仕事にしようと。なんならこのベルトを持ってこのまま引退しようと思ってる」と語った。