4年目の開花へ、ここからが勝負所だ―。広島・森翔平投手(27)が2日の楽天戦(倉敷)でオープン戦2度目の先発。4回3安打無失点で好投を披露し、初の開幕先発ローテーション入りへ、アピールした。

 本人も「ストライク先行でいけていた。真っすぐでファウルが取れていた」と振り返ったように、立ち上がりから140キロ中盤の直球、スライダー、カーブ、チェンジアップをテンポ良く投げ込み、制球よく操った。2回まで1人の走者も許さないパーフェクト投球。3回二死からの安打を口火に二死一、二塁、4回にも二死二、三塁と得点圏に走者を置くピンチを迎えたが、3回は入江をチェンジアップで空振り三振、4回は村林をフォークで三ゴロに封じ、本塁を許さず。これで今キャンプ以降の実戦は、計12イニング無失点となった。

 結果を出し続ける4年目左腕の姿に新井貴浩監督(48)も「しっかりとゲームを作っていた。ランナーを背負っても落ち着いている。いいんじゃないですか。ウチの〝翔平〟もいいね」と、日に日に信頼を高めている模様だ。

 4回70球を投げ〝無失点投球〟を継続した左腕も「走者を背負ってから粘れたところは、自分のなかでもいいですし、結果的にもいい。そのなかでも内容をもっともっと求めていきたい」とキッパリ。次回はいよいよ先発投手の規定イニング越えの5回、80球以上を投げ、先発ローテ生き残りをかけることになりそうだ。