3度のMVPに輝いているエンゼルスのマイク・トラウト外野手(33)が26日(日本時間27日)、アリゾナ州テンピで行われたレッズ戦でオープン戦1号を放った。
待望の一発だ。「1番・DH」で出場したトラウトは3回の第2打席でベテラン右腕、ブライアン・ショーが高めに投じた速球を一閃。左翼芝生席へ放り込み、ベンチに戻るとチームメートから祝福された。
昨季は2度にわたって左ヒザ手術に踏み切ったため自己最少となる29試合の出場で終了。本塁打は両リーグ最速の10号を放った昨年4月24日のオリオールズ戦以来で、トラウトは「いい感じだった」と笑みを浮かべた。
今春のテーマは原点回帰。かつてのスイングを取り戻すためにオフシーズンから打撃改良に臨んでいるという。「昔の自分に戻るため、いろんなことに取り組むことができた。それを取り戻し、打席でそのポジションに立つことで、ただそこにいて守備的になるのではなく、自分らしくいられるようになったんだと思う」とトラウトは復活への手応えを口にした。
久々の快音に米メディアも沸いた。老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「マイク・トラウトの春季トレーニング初本塁打にMLBファンは皆、同じことを言った。エンゼルスのスーパースターは殿堂入りスイングを皆に思い出させた」と、かつてのスイングを取り戻していると指摘。「ファンサイテッド」は「野球でこれほど美しいスイングはそう多くはない」と称賛し「春季トレーニングでのホームラン1本は大局的にはほとんど意味をなさないが、トラウトがエンゼルス打線にもたらすものを強く補強する。もしトラウトがシーズンを通して活躍することができればエンゼルスはア・リーグ西地区で一度だけファクターになるかもしれない。トラウトほどそれにふさわしい選手はいない」と伝えた。
過去4シーズンはケガに悩まされているトラウトは守備の負担を軽減する目的で今季から守備位置を中堅から右翼に移し、打棒復活にかけている。











