トルコ1部フェネルバフチェが、ジョゼ・モウリーニョ監督(62)に人種差別があったとして刑事告訴すると発表した同国1部ガラタサライに対して〝逆告訴〟する方針を表明した。
今回の問題は、ライバル同士の両チームによる伝統の一戦で0―0の引き分けに終わった後の会見が発端。モウリーニョ監督は「ホームベンチは猿のように跳びはねていた」などと発言したことに、ガラタサライ側が激高。刑事告訴した上で、国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)にも正式抗議すると強硬姿勢を明らかにした。
名将の大騒動に衝撃が走る中で、フェネルバフチェ側も対抗措置に打って出た。トルコメディア「マイネット」などによると、ガラタサライ側の刑事告訴を受けてすぐさま緊急声明を発表した。
「この声明は、我が国のサッカーチームとガラタサライの試合後に議論となった話題に関して必要となったものだ。試合後のジョゼ・モウリーニョ監督の発言を、文脈から完全に外して意図的に歪曲する試みがあった。常識のある人なら誰でも見て理解できると思うが、モウリーニョ監督が試合中の審判の判定に対する相手チームのテクニカルスタッフの極端な反応を表現するために使ったこれらの表現は、決して人種差別と結びつくものではありません」とモウリーニョ監督の発言は人種差別にあたらないと強く反論した。
さらに「この言説を人種差別的なものとして描写しようとするのは、完全に悪意のあるアプローチだ」とガラタサライを猛批判した上で「競争相手をその場から排除し、問題をすり替え、操作することを目的としたこの哀れな中傷に関して、私たちは法的権利を行使することを国民にお知らせしたい」と法的措置に打って出る方針を表明した。
フェネルバフチェ側が逆告訴を明らかにしたことで、騒動は泥沼化しそうだ。












