巨人は沖縄・那覇で行っていた一軍の春季キャンプを25日に打ち上げた。
球団OBで監督も務めた野球評論家の堀内恒夫氏(77)はこの日、自身の公式ブログに新規投稿。現場のチームが一つの節目を迎えたことを受けて総括し「ある年の高橋優貴 昨年の井上温大 今シーズン この選手は伸びるかも…そう予感させるピッチャーが残念ながらまだ見えてこない」と手厳しい評価を下した。
中でも取り上げたのが、昨年のドラフト1位で昨季は中継ぎで28試合に登板した西舘勇陽投手(22)についてだ。堀内氏は「キャンプだけを見る限り先発に慣れるまではしばらく時間が必要になるだろう」と占い「昨シーズンは1イニングに全力投球すれば良かった。クイックで投げるという投げ方も先発には向かないだろうからフォームも修正してきた。でも、それがまだ体に馴染んでいないようだ。馴染んでいないフォームで思いっきり力を入れて投げる。これでは続かないよ」と警鐘を鳴らした。
中継ぎと先発では明確な違いがある。「先発っていうのはまっさらなマウンドに立った時 9回のマウンドに立つ自分をイメージして それを目指すもんさ。今の西館では5回も持たんと思うよ」。短いイニングに全力を注ぐリリーフとは異なり、先発は試合をトータルで考えてペースを配分していく。
それだけに、堀内氏は「彼がまず覚えることは力を『抜く』ということ。でもね、これが難しいんだな。ただ力を抜くだけなら『打たれてしまうんじゃないか』 その怖さがあるからこそ全てのボールに力が入っちゃうんだ。入団1年目からリリーフとしての経験が体に染みつき過ぎたかもしれんが」と助言も忘れなかった。
もちろん、厳しい言葉は期待の裏返し。最後に「彼はまだ若い。長い目でみてやってほしい」と成長を願っていた。












