昨年12月に肺炎で死去した読売新聞グループ本社代表取締役主筆の故・渡辺恒雄氏(享年98)の「お別れの会」が25日に、東京・千代田区の帝国ホテル東京で執り行われた。
同会には長嶋茂雄終身名誉監督(88)らおよそ3900人が参会した。以下、長嶋終身名誉監督、ソフトバンク・王貞治会長、原辰徳オーナー付特別顧問のコメント。
長嶋茂雄・終身名誉監督「ついにお別れの時がやってきました。野球がご縁で、私は若い頃からお付き合いさせていただきました。当時の渡辺主筆は『打者はなんで三塁に走らないんだ』と、野球には全くの素人でした。ただ時が経つにつれ、かつての野球素人の域は超えられ、ルールはもちろんのこと、プロ野球の憲法といわれる野球協約までマスターされました。傍にはいつも山のような資料があったといいます。ご存命であれば、今はファンの皆さまと一緒に叫ぶでしょう。『早く三塁ベースを回ってホームに戻って』。天国からも大好きなジャイアンツを見守ってもらいたいです」
王貞治・福岡ソフトバンクホークス会長「渡辺さんは、亡くなられるまで自分の思いを貫き通した人でした。敵もできたでしょうし、色々もめたこともあったでしょうけど、男として自分の人生を生き抜いた人という感じがしています。本当にありがとうございましたという言葉しかありません。ご冥福をお祈りします」
原辰徳オーナー付特別顧問「本日は渡辺主筆の色々な軌跡、生きざまというものを展示で見せていただき、私自身も主筆との思い出を色々と思い出しました。主筆は、私ごときの話でも本当によく聞いてくださり、私も一生懸命、話しました。そして主筆はご自分の番になった時には、非常に丁寧に話をしてくださった。本来の会話とはこういうもの、と感じたものです。プロの厳しさや社会人としてのモラル、政治経済など全て教えていただきました。私が最も影響を受けた師です」












